事故有係数適用期間

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「事故有係数適用期間」とは、ノンフリート等級制度における、等級別の「無事故」/「事故有」の割増引率のうち「事故有」の割増引率を適用する期間(始期日時点における残り年数)のことをいいます。

前契約に3等級ダウン事故が生じた場合には事故件数1件につき「3年」、1等級ダウン事故が生じた場合には事故件数1件につき「1年」が加算されます。
また、「事故有係数適用期間」は保険期間が1年を経過するごとに、保険金をお支払いする事故の有無に関わらず、事故有係数適用期間が「1年」を減算されます。ただし、「0年」を下限、「6年」を上限とします。
事故有係数適用期間が「0年」の場合、且つ、事故がない場合には、事故有係数適用期間が「0年」のままです。事故がある場合には、事故内容に応じた年数が加算されます。

はじめて保険をご契約される場合には事故有係数適用期間は「0年」となります。
事故有係数適用期間が「1年」〜「6年」のときは「事故有」の割増引率を適用し、事故有係数適用期間が「0年」のときは「無事故」の割増引率を適用します。

事故有係数適用期間 = 「事故有」の割増率が適用される期間

  • 上限は6年、下限は0年となります。
  • 0年の場合は「無事故」の割増引率を適用します。(注1)(注2)
  • 事故有係数適用期間が1年以上の場合は、前契約には事故がなくても「事故有」の割増引率をその期間(年数)適用し、その後、「無事故」の割増引率に戻ります。(注3)(注4)

<ケース1>「20等級」の契約で、1年目に「3等級ダウン事故」があった場合

イメージ画像 「事故有係数適用期間」を3年間適用後、「無事故」の割増引率に戻ります。

<ケース2>「15等級」の契約で、1年目に「3等級ダウン事故」があった後に、4年目にも再度「1等級ダウン事故」があった場合

イメージ画像  2年目・3年目は事故がなかったため「事故有係数適用期間」は1年ずつ減りましたが、4年目に再度1等級ダウン事故があったため、翌年5年目には「事故有係数適用期間」が1年に延びています。5年目は事故がなかったため6年目に「無事故」の割増引率に戻ります。

「事故有係数適用期間」の算出の仕方

1年経過するごとに前年の事故有係数適用期間から1を引きます。上限は6年、下限は0年となります。
イメージ画像 1年経過するごとに前年の事故有係数適用期間から1を引きます。上限は6年、下限は0年となります。
  1. 前契約に3等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「3年」、1等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「1年」、前契約の事故有係数適用期間が増えます。(ノーカウント事故の場合は、事故有係数適用期間は増えません。)したがって、「事故有」の割増引率を適用している契約に事故があった場合は、その分、継続契約の「事故有係数適用期間」が長くなります。
  2. 2013年4月1日以降始期契約より、各契約に対し事故有係数適用期間が設定され、最初の事故有係数適用期間は、原則として「0年」となります。
  3. 保険期間を満了するごとに、事故の有無にかかわらず、前契約の事故有係数適用期間から「1年」減ります。(ただし、前契約の事故有係数適用期間が「0年」の場合は減りません。)
  4. 前契約の保険期間が1年以外の場合等は、お取り扱いが異なることがあります。
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